主人公は僕だった

会計検査院にお勤めのハロルドさん。
お硬い職業と同様に、生活もかなりお硬いめ。
そんなハロルドさんの耳にナレーションが聞こえてくるようになる。
「ハロルドはいつものように歯を磨き。。」てなぐあいに
その声はどうやらハロルドしか聞こえないらしい。
困惑していた彼に追い討ちをかけるように
こんなナレーションが・・

「この行為が死を招こうとは、彼は知る由もなかった…」

こんなこと聞いたら心穏やかになんていれるはずもありません！

その声の主は、女性作家。
彼女はまさにハロルドを主人公にした小説を書いてるわけで
その作家さんの書いた小説の主人公はラストは必ず死んじゃうという。。。
そんな彼女もまさかハロルドが実在するとは思ってなく、
一生懸命ハロルドをどうやって殺そうか考えている。

・・・・ってあらすじだけでこんなに長くなってしまった・・・・

なかなか興味深い話でしょ？
主役はウィル・フェレルだし～　絶対コメディだと思ってました。
確かに前半はコメディでした。
・・・・でもヒューマンドラマになってしまってました。
人生は生き方によっては悲劇にも喜劇にもなるってことですね。

途中中だるみしましたけど、惹きつけられるものがありました
でも、これはすべて役者の力量によるものだと思います。
芸達者な方々が出演していて、奇想天外は話を
とてもリアルにしてくれたと思います。

。。でもやっぱりすっきりしなーい
やっぱり設定に無理がありすぎですわ～
せっかく魅力的な役者と魅力的な企画だったのにね。
残念。